お問い合わせの多いZZR-1100/ZZR1200へのバックトルクリミッターキット装着に関しまして

 

もちろんZRX専用の方が圧倒的に多いのですが、ZRXにZZRの腰下を組んだ場合や、ZZRの車両に
組まれる場合など、お問い合わせが最近・急増しておりますのでペガサスからの推奨を変えました。
これで「安心してバッチリ100%として装着が出来ますよ」 d(^-^)

推奨=「それは、純正のZRXクラッチ・ハウジングへ交換する事です!」

■クラッチハウジング ZRX1100=¥33,390(税込) 純正品番 13095-1356
■クラッチハウジング ZRX1200=¥36,435(税込) 純正品番 13095-0015
■スチール・プレート ¥5,208 (¥651が8枚/税込)  純正品番13089-1004

1100用/1200用の、どちらでも使用可能ですので少し安いZRX1100用が良いのではと思います・・・(^^;
★注意=ダエグ用ハウジングは一次減速が違いますので使用できません)

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下記内容は、過去のZZR純正のクラッチ・ハウジングを使用した際の組み合わせTとUの紹介です。
基本的に下記の組み合わせでも装着自体は可能ですが、やはりハウジング交換をお勧め致します。

ZZR純正ハウジング仕様では、過去2種類のクラッチ板での組み合わせを設定していました。
ですが・・・いずれもペガサスとしては100%では無い。と考えておりますので装着可能としか
記載していませんでしたが、ZZRの装着のお問い合わせが最近とても多くなりましたので、
今後ZZR1100/1200に関しましてはハウジング交換を推奨いたします。下記は今までのZZR
純正ハウジングを使っての、2タイプの装着例です。

 ZZRにバックトルクリミッターを組む場合、ZZR純正の
 クラッチ・ハウジング(A)を使った場合をご説明致します。
 
 まず、ZRXのクラッチ板とスチールプレートは、ZZRに比べて
 外径が少し小さいです。バックトルクリミッター装着の場合、
 スチールプレートは、必ずZRX用を組まなくてはいけません。

 下記にて説明していますが、クラッチハウジングAをZRX用に
 交換すると、100%の安心・安全でバックトルクリミッターを
 装着する事が出来ます。

 ■組み合わせ、そのT
 
 ZZR純正のハウジングに、@ZRX用のクラッチ板を入れると
 外側ツメの掛かりが浅くなります。  ですがクラッチ板と
 スチールプレートは全面が当たっているのが判りますよね。
 
 過去にツメ部が破損したと言う情報はありませんし、ウチでも
 サーキットで過激にテストしましたが大丈夫でした。
 しかし数年使用となると、「どこまで大丈夫」、と言う事が
 言えません。あくまでもZZRにも装着可能としか・・・
 ■組み合わせ、そのU
 
 スチールプレートは、必ずZRX用を使用しますので、今度は
 ZZR純正のクラッチ板を使用した場合の写真です。
 
 クラッチ板の外ツメの掛かりは純正なので安心できますが
 スチールプレートが少しだけ小さいので、クラッチ板全面に
 当たっていません。
 <まとめ>

 ■組み合わせTの場合、クラッチ板とスチールプレートの
 当たり面は100%ですが、外側ツメの掛かりが不安。
 (破損したと言う情報はありませんが、◯Kmまでは大丈夫
 と言う事が言えません)
 
 ■組み合わせUの場合、外側ツメの掛かりは大丈夫ですが
 線Cの外側はスチールプレートに当たっていません。
 (破損の心配は全くありませんが、クラッチ板には必ず
 段付き減りが出ます)

 と、言うようにZZR1100/1200に装着する場合2種類の選択がありますが、ペガサスではどちらも100%の
 設定ではありませんので「どっちが良い」とは言えず、組まれる方にどちらかの選択をお任せしていました。
 
 ZZRの純正ハウジングに、上記の組み合わせT及びUのような状態でよければ装着は可能です。
 
 ですが、かなりの数のZZRへの装着相談が増えてきましたので、絶対の安心度としてZRX用ハウジング
 へ交換を推奨する事に致しました。これにより100%の安心度でZZRへの装着が可能となります。(^o^)丿
 
 ZRXのクラッチハウジングは、ZZR1100/1200へは何ら問題なくボルトオン。その他の部品も共通です!
 ZRX専用に造ったバックトルクリミッターですので、ZRXハウジングであれば一切問題なく装着可能です!
 クラッチ板が数ミリ小さくなっても、165馬力のZRXでも何ら問題はありませんのでZZRでも大丈夫です!
 
 ZZR1100/1200への装着費用
 
バックトルクリミッターKIT=¥94,500 (9枚仕様/税込)
 
スチールプレート=¥5,208 (¥651が8枚/税込)
 
クラッチハウジング=ZRX1100¥33,390(税込)、またはZRX1200¥36,435(税込) どちらでもOKです
 
 以上、3点が必要となりますが・・・今後は純正ZRX用のハウジング交換を推奨致します。
 ダエグ用のクラッチハウジングは、一次減速比がZZRとは違いますので使用不可です。
 
 ご注文は、もちろんペガサスにてすべてご用意出来ますが、上記に品番を記載していますのでお客様の
 方でハウジングやスチールプレートをご用意されても結構ですよ。
 
 まずは、何かご不明な点など御座いましたら「ご遠慮なく」お問い合せ下さいね。バックトルクリミッターは
 発売12年になりますので絶対の責任をもって、わかりやすくお答え致します。(もちろん、やさしく・・・笑)
 ZZR1100/1200、ZRX1100/1200の一次減速比(クランクシャフトギヤとクラッチハウジング裏側のギヤ)は
 すべて同じの1.637 (95/58)ですのでZZR/ZRXのハウジングは共用できます。要はハウジングの大きさが
 数ミリ違うだけです。ダエグのみ一次減速比のギヤ数が違いますのでダエグは共用できません。
.
 <注意>ハウジング交換は、絶対を保証するものでは
 ありません。 あくまでも推奨として提案です。

 ←クリックで大きく見れます。
 
 ■左はZRX1200。右がZZR1200の1次ギヤです。
 
 ■両方ともに歯数は同じですが、ギヤ先端の処理が
 違っているので、ギヤ直径が1mm違います。

 ←クリックで大きく見れます。

 ■直径で約1mm、半径で約0.5mm小さいので、ZZRにZRXの
 ハウジングを組むと、その分が浅くセットされる事になります。

 ■当社のテストでは問題ない見解としていますが、メーカーの
 安全上では絶対にNGになりますので、ハウジング交換を
 進めてはおりますが、エンジンが故障したなどのクレームは
 お受け出来ません。自己責任にてお考え下さい。
 ■上記の事でお解りでしょうが、ZZRにZRXのクラッチハウジングを組むのは、掛かりが多少浅くなりますが
  装着可能です。 しかし、逆のZRXにZZRのハウジングは掛かりがキツくなりますので装着不可です。

 ■バックトルクリミッターに関しましては色々と作業しておりますので、ご不明な点はご遠慮なく問合せ下さい。

 

 

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