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| 小西良輝 ( ＫＯＮＩＳＨＩ Ｙｏｓｈｉｔｅｒｕ)選手。 | |
| 2000年は世界ＧＰ500選手権にフル参戦。 | |
| もて耐・連覇/鈴鹿８耐出場など毎回出場。 | |
| 07年ST600チャンピオン。繊細さと大胆さを | |
| 兼ね揃えた、トップライダーです。 |
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小西選手による、六甲山・ワインディングにてヤングマシン誌掲載の試乗インプレッション。 |
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| ペガサス | まず、このマシンに乗った全体的のイメ−ジってどうでした？ |
| 小西選手 | うん、そうですね。このＺＲＸ１１００は、ネイキッドをカスタムする上で |
| 本当にお手本みたいなマシンって表現かな？それでも、やるところは | |
| 全部、やってある。かなり上のクラスでバランスの取れた感じを受けました。 | |
| エンジンも全部に手が入っていて下からのトルクもあるし、回転の落ち込みも | |
| なく、スパーンって上までちゃんと回ってパワ−も結構出ていますよね。 | |
| エンジンに見合う足回りもセットアップされていて、すごく自然に乗れる | |
| とても完成度の高いマシンって言うイメ−ジですね。 | |
| ペガサス | 六甲のワインディングって事だったので、足回りのプリロ−ドは基準値で |
| ダンピングは緩めにしています。ストロ−ク感は出るけど軟かったかな？ | |
| 小西さんが､今回どの位のペ−スで走るのか判らなかったもので。（笑） | |
| 小西選手 | そうですね〜（笑）。確かにそれは感じたけど､前後のバランスは良かったです。 |
| ペガサス | 今回の特徴は、バック・トルク・リミッタ−を組み込んでいるんですけど？ |
| 小西選手 | あれはライダ−には装着されているのかさえ判らないほどのパ−ツですね。 |
| 言い替えれば、ライダ−にいっさいそのパ−ツに対して気を使わせない。 | |
| 何か事が起こっても､リヤが滑る訳でもなく、跳ねる訳でもなくて､何事も | |
| なかったような感じです。効果抜群でマシンの安定感がありますよね。 | |
| ペガサス | バック・トルク・リミッタ−はワ−クスマシンやス−パ−バイクの世界では |
| あたりまえに装着されていますが、市販車に装着する事をどう思います？ | |
| 小西選手 | そりゃ〜付いていないより、付いている方が絶対にイイでしょう。（笑） |
| 例えば、どのクラスレベルのライダ−だってガチャガチャって落として | |
| ミスしちゃう時はある訳だから、そんな時にも威力を発揮してくれるし | |
| その機構が付いていてネガな部分があるのなら話は別だけど、 | |
| そんなネガなところは全く無いし、僕は付いている方が絶対イイな。 | |
| 峠道やスポ−ツ走行みたいな時にも、使えるパ−ツだと思いますよ、ほんと。 | |
| ペガサス | １０％ＵＰのクラッチ・スプリングを使用しているのですがレバ−の感覚は？ |
| 小西選手 | えっ。そうなの？それは感じなかったな〜。レバ−の感覚はノ−マルと |
| 変わらなくてスム−ズでしたよ。それでいて容量も上がっているんじゃ | |
| パワ−のあるマシンにも安心して使えますよね。 | |
| ペガサス | パワ−があるマシンと言えば、小西さんが昔九州オ−トポリスにZRXで参戦した |
| 某チ−ムのＺＲＸにも、この機構は採用されていましたよね。 | |
| ペガサスでも、その年からバックトルクリミッタ−のテストを行なっていたんです。 | |
| 某チ−ムとは違うパ−ツ内容で組み上げていますが構造は同じです。 | |
| 同日、僕も参戦してたんですが、結果は小西さんが速すぎましたけど。（笑） | |
| 小西選手 | それはスミマセンでした（笑）。でもストリ−トだけじゃなくで、そう言う |
| レ−スなんかでも長年実績があるものだし、使う場所に限らず | |
| 必要なパ−ツの一つと言えるでしょう。本当に違和感なく使える。 | |
| 僕は、このバックトルクリミッターキットは絶対にイイと思いますヨ。 | |
| ペガサス | んっじゃ、小西さんのお墨付きって事で、まとめたいと思います。（笑） |
| ところで今月、ＴＩ英田で出場ですよね、僕はその時にちがうレースで | |
| 他県に出ていますのでＴＩには行けませんけど、応援しています。 | |
| 皆さんも応援してくださいね。 | |
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